2010年4月10日土曜日

第12回lafuma青梅高水山トレイルラン

先週末、青梅高水山トレイルレースに行って来ました。

昨年はハセツネ30kに出場しましたが、今年はハセツネ本戦に向けてのエントリーポイント数が減少したこともあって、今回は兼ねてから興味があった青梅高水山にエントリーしました。

レースは30km、15kmで総勢2000名のエントリーがあって大規模。人数はハセツネ級です。

今回はいつものトレラン仲間に加え、会社の先輩も誘っての参加。
またひとり、トレイルの世界に誘ってしまいましたw

初参戦で予備知識のない私は、コース状況もあまり把握しておらず、知っていること言えば

・登りがキツい
・ガレ場が多い
・高水山がピーク
・ロードが長い
この程度。

















特に戦術を考える訳でもなく、やることはひとつ

・平均心拍数170-180bpmを維持すること

だけを考えてました。

身体への負荷を高いレベルで一定にして最後まで走り続ける、という私にとって普遍のテーマ。
あとは今年から始めた体幹トレの効果がどれだけ出ているかの効果測定をしたいという思いもあります。

具体的な目標タイムもなし。
そんな感じで、未体験のコースに結構マイペースに構えて臨んでました。

そんな中、レース前にトイレに行きたくなりましたが見れば長蛇の列。
やむなく諦め、スタート地点に並ぶのが相当遅れてしまった。。。仲間とも会えずじまいで結局、スタート地点から中盤あたりのスタートとなりました。

■レース序盤
序盤の青梅丘陵ハイキングコースはだらだらと続く登り。
道幅は比較的広いものの中盤の行列に揉まれ、なかなか走り出せない状態が続く。
渋滞を抜けること、トイレを見つけることを考えながら走ってましたw

途中、トレラン仲間のbetaさんに会い、再会のご挨拶。
再会の喜びに浸りつつ、前に進む。

しばらくすると道端にトイレ発見!
迷わずピットインし、無事尿意を解消をしました。
タイムロスは1分程度。
それより身軽になったことが嬉しいw

徐々に道幅が狭くなり、追い越ししにくいエリアへ。
この前から渋滞もだいぶ緩和され、走りやすくなっていました。
平均心拍数は170bpmー180bpmを維持し、まずまずのペース。

青梅の当日気温は5℃程度。
走るのには最高のコンディション。
水分補給もそれほどシビアではない。

実はSUUNTOフットポッドが起動しておらず、距離が計れてませんでした。
距離感の掴めない状態で走るのはちょっと不安でしたが、仕方ない。
車のスピードメーターがなくて、エンジンの回転数だけが分かるような状態で走ってました。

コース中に運営の方が順位を数えてました。

「92位!」

ようやく自分の位置が分かりました。

分かったとなると少しでも順位を上げたくなるのが心情。
気持ちペースも上昇w

■中盤
徐々にコースがガレ場になり、苦戦しているランナーに出会う。
片や悪路をものともせずに駆け抜けるランナーもいる。

悪路、平坦路、登り、下りとさまざまな要素がトレイルにはあるけど、やはりタフな環境で走れるランナーは格好いい!

私はというと、足首を捻りそうになりながらなんとか路面に合わせているブサイクな走り。
膝の動きが固く、衝撃に耐えながら走っており、うまく吸収出来ていない(苦笑)

このあたりは個々のランナーの特徴が出るので面白い。

ようやく中間地点であろう常福院に到着。
エイドでバナナを貪り、ポイント通過の証である御守りをいただく。



















一応参拝なので家内安全をお祈り。
鐘をならそうとしたがなかなか当たらず変なところでタイムロスw

常福院を出て急階段を降り、下り基調のトレイルをかけ降りる。

途中、トレイル仲間のMさんに再会。
下りの階段で脚を痛めてしまったようで、辛そうにしている。
ここからまだ下りが続くだけに心配。。
常福院からはほとんど下りかと思っていたら、意外や登りも多い。
だらだらと続く登りがいくつもあり、それが結構な曲者。

脚の付け根の筋肉が張る張る(苦笑)
脚を持ち上げるために筋肉を酷使しているのを感じる。

このようなダラダラ坂は、過去にも経験が。。。
そう、昨年走ったおんたけウルトラトレイル100k
このレースでは100km超コースの至るところに点在する緩やかな長い登りに脚の力は消耗し、歩くのがやっとでした。

今は、登りは確かにキツいが、だいぶ踏ん張りが効いている。
日々の体幹トレーニングの成果があったか、だいぶ楽に走れるようになってきたようだ。
練習の手応えを感じることができたのは、収穫!

■終盤
感覚的には残り5kmから下り。スタートで登った道を下っている。
コース的には飛ばせる道なのだが、突然、脇腹に痛みが。。。

水飲みすぎた?エイドで急いで食べ過ぎたw?
そんなことはないのだが。。

右手で脇腹を抑えながら、伸びないスピードにもどかしさを覚えながらなんとか走る。
前にはランナー2人。抜けそうで抜けない。。。

「残り1km!」

運営の方の声が聞こえる。
ロングスパートをかけてみるものの300mほどしか持たず、脇腹クンが収縮する。痛っ!

ダッシュするのは諦め、最後は巡航速度でゴール。



タイムは2時間48分52秒。

KFCのリザルトを見ると順位は66位でした。

今回の青梅高水山トレイルは特に目標を決めずに走りましたが、
登りのランで練習の成果を実感できたのは良かったです。

次回は、この日のタイムをベースにどれだけ速く走れるか目標設定したいと思います。

楽しく走らせてもらった青梅の山々、
そして鼓舞するような掛声で元気をくれた運営の方々に
感謝です!

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