2009年7月6日月曜日

第11回 北丹沢12時間耐久レース

第11回北丹沢12時間耐久レースに 行ってきました。
今回は、昨年の気温30度の炎天下でリタイア したリベンジです。

今日は気温26度。
昨年よりは走りやすいが、長時間走れば熱中症になりかねない気温。

今年は約2000人ものランナーが参加。
大人数のためか、スタートも6:30、7:00の2回に分かれて実施。
私は6:30スタート。

今日の装備は、
シューズ:XT WINGS
ザック :XT WINGS 5
キャップ:サロモン サンシェード付きキャップ
サポート:ニューハレ(膝、ふくらはぎ)
サプリメント
・ドリンク 2.5リットル
 メダリスト 1リットル
 アクエリアス+メダリスト混合 1.5リットル
・パワーバージェル×4
・アミノバイタル×4
・VESPA HYPER(水なし)×6
・スポーツミネラル(塩)×4
・梅干し
・塩昆布

熱中症対策は万全。

<北丹沢コースマップ>
http://www.justmystage.com/home/kitatanzawa/12hpa.html

北丹沢は暑さもさることながら、コースも厳しい。距離44.24km、標高さ1143m。
4つの急勾配を登り下るため、登りで体力を消耗し、下りで膝を消耗する。
第2関門通過後は、体力か削がれるか、膝がやられて走れない人も多い。


第1関門前の序盤の県境尾根分岐の登りが最初の難関。
昨年はここでフラフラになり戦意喪失。リタイアとなった。


さて、今年は、、、、


やはり今年も辛かった。
暑さ対策はしているものの暑さで気力が削がれる。
ニューハレの伸縮で足への負担はかなり軽減されたが、登りの一歩一歩が重い。
こまめに塩分と水を補給しつつも、次々と抜かれた。
なんとか3時間で第1関門を通過。

関門では、冷たい水や塩、バナナ、チョコレートが用意されていた。
ボランティアの方に頭に冷水を掛けてもらい
目が冷めた。
バナナとチョコもありがたくいただいた。
やはり昨年の猛暑で、運営者も対策を考えてくれたのだろう。
本当に助かる。


第1関門後も日陰沢源頭まで急な登り。
後々のことを考え無理はせずゆっくり登る。
亀足なので当然如くゴボウ抜きされる。

ようやく走れ始めたのは、この下りから。
日陰沢源頭を登りきったら、あとは10キロにわたる緩やかな下り。

その下りが弱った気持ちを徐々に回復してくれた。
岩場や砂利道だったが、XT WINGSではほとんど衝撃を感じない。
足場をしっかりグリップするため、接地時の足は地面と垂直を維持。不意な捻挫も起きない。

体を地面と垂直にし、かかと着地を意識して
走ると、膝のダメージもなく力を使うことなくスピードを上げることができる。

本当に楽して気持ちよく走れた。

4時間30分あたりで第2関門を通過。

第2関門からゴールまでは、レース最大のピーク、1433m姫次がある。
5キロ且つ急勾配で、完走した一昨年も苦労した区間。
しかし、さきほどの下りで元気を取り戻したか、フラつくことなくしっかりとした足取りで登ることができた。

長い長い姫次を登頂すると
後は、一気に下り。

前日の雨で泥道になっていて足場は悪かったが、シューズがしっかりグリップしてくれるので思い切って走れた。

途中、膝をやられて歩いている人を何人か見かける。

ロード用のランニングシューズで下る人を何人も見かけたが、下りは衝撃を受けないよう恐る恐る走る人が多かったように見えた。

膝がいかれたことは私もハセツネで何度か経験がある。
膝が曲がらず、一歩一歩歩くたびに痛みが走る。前に進むのが苦痛なのだ。。。

ゴールまで残り10キロ。
幸い、膝へのダメージも少なく余力を出し切るように走れた。

タイムは、7時間6分54秒。
無事リベンジ成功。
そして一昨年のタイムより1時間弱短縮。
(一昨年はスタート前にトイレに行き5分遅れスタートだったので、参考にはならないが。。。)

タイムよりも、完走できたことが嬉しかった。

熱中症対策は功奏
XT WINGSの性能も実戦で検証
ニューハレで下半身の負担が驚くほど軽減

といろいろ収穫があった。

今日はゆっくり休んで、明日から2週間後のおんたけウルトラ100kmに備えよう。

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