2008年12月20日土曜日

ハセツネ結果自己分析

トレイルランニングの認知度が上がるにつれ日本山岳耐久レース(ハセツネ)の出場者も増えてきた。そして、出場者全体のタイムもレベルアップし、優勝タイムも年々更新されている。

ハセツネ開始当初は10時間を切ったら優勝争いできたが、今や優勝タイムは7時間30分台まできている。まだタイム更新の底は見えない。。。つまり、毎年同じタイムを出しても、同じ順位は取れないということだ。

優勝争い、ましてや上位ランナーとは程遠い平凡ランナーの私。1998年より2008年までの11年間で8回完走。2000年の11時間45分をピークに、それ以降14~15時間台とタイムは下降と停滞の道を辿っている。。。

私は登りが苦手。いつも、第1チェックポイントから第2チェックポイント月夜見の間でタイムロスをする。長い登りやアップダウンの繰り返しは気持ちもなえる。太ももに手を当て、吊り上げるように登る省エネ走法で多少楽になったが、今以上のタイムは望めなそう。
自分が2000年にベストを出した時、どんな走りをしたか思い出してみる。これがまた思い出せない。確かランニングシューズで走り、登りも全く苦じゃなかった覚えはある。

せめて自己ベストに近いタイムを出せるようにしたい。。。
そんな時に出会ったサイトがこちら
これは、トップランナーの関門通過タイムの比率を算出し、好タイムを出すためのペース配分を定義するというもの。
ランナーのペース配分はもちろん個人差はあるが、参考になる。

これがその比率。「20」:「19」:「17」:「9」
「START~第1関門」:「第1~2関門」:「第2~3関門」:「第3関門~GOAL 」の
区間タイム比率である。

上記に当てはめて考えてみると私のタイムはこんな感じ。
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私の記録(ベストタイムと直近3年間)

■2000年 第8回
          第1関門  第2関門   第3関門   GOAL
通過タイム   「3:25:15」:「6:53:45」:「10:03:00」:「11:45:56」
区間比率   「20」:「20」:「18」:「10」

■2006年 第14回
通過タイム 「4:05:25」: 「8:56:15」: 「14:30:07」:「16:44:04」
区間比率   「20」:「24」:「27」:「11」

■2007年 第15回
通過タイム 「3:44:10」:「8:40:45」:「13:20:08」:「15:10:51」
区間比率  「20」:「26」:「25」:「10」

■2008年 第16回
通過タイム  「3:58:53」 :「8:53:50」:「13:02:40」:「14:58:37」
区間比率   「20」:「25」:「21」:「10」
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ここ3年、私は第1~2関門、第2~3関門でタイムが落ちる。つまり、登りが大の苦手。
苦手なのは分かっているけど、定量化されると痛感する。
第3関門~GOALは区間比率10なので最後はスピードが上がる。持久力は問題なさそう。

2000年のベストタイム時は第1~2関門、第2~3関門もタイム比率に変化がない。
登りをものともしていない証拠だ。
だから今の課題は「いかに登りをタイムロスせず走るか」

このデータ、是非参考にしたい。
トレーニング方法についてはまた次回にでも。

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